社会初出: EP2

決闘制度

アストラフォラ魔法学園には、伝統的な風習として「決闘」がある。魔法戦闘の技術向上と実戦経験のため、学園が公式に認め、推奨しているものだ。

決闘を行うには、日時と参加者を事前に学園へ申請し、立会人となる教員の同伴のもとで実施する。会場には模擬戦場が使われ、生徒だけでなく一般客も自由に観戦できる。決闘の日の観戦席は、いつも大いに賑わう。

ルールは明快である。

1. 立会人の指示に従うこと。制止の合図があれば直ちに戦闘を中断する。 2. 事前に申請した参加者を守ること。変更は許可されない。 3. 参加者には「守りの御守り(アミュレット)」が2つ支給される。御守りは装備者への攻撃が命中すると、威力の大小によらず身代わりとなって砕ける。魔法を使ったどのような手段をとってもよい。相手の御守りを先に2つ破壊した方が勝者となる。 4. 立会人の判断で勝敗が決した場合は、不服であっても従うこと。

御守りが2つ砕けるまで、魔法遣いたちは持てる技術のすべてをぶつけ合う。それは生徒たちにとって腕試しであり、誇りを懸けた真剣勝負でもある。